こんにちは。らむねです。
嫌なことは嫌と、はっきり言えず、
勧誘や頼まれたことを断るのが苦手という人は意外と多くいるのではないでしょうか。
強い意志を持って、はっきりと「NO」と言おうと決めていても、
いざ相手の顔を見たり、しつこく誘われると、つい曖昧な返事をしてしまう……。
今回はそんな息子を持った家族のお話です。
人づきあいの苦手な青年に近寄ってくる「やさしい上司」に隠された秘密とは?
相沢晴美さん(56歳)の息子・佳二さん(24歳)は、発達障害があり、人付き合いが苦手なタイプ。
友人といるよりも一人でいることが気楽だと、高校卒業後は、地元の工場に就職をしました。
まじめに出勤し、一生懸命働いていた佳二さんですが、
上司からのパワハラに耐え切れず、就職して1年後に退職することに。
その頃、ちょうど佳二さんの父・勝さん(54歳)が関西に転勤になったので、
佳二さんも一緒に行って、向こうで就職することにしました。
晴美さんは、娘が学生であること、親の介護のため夫についていかず地元に残りましたが、
佳二さんの関西での就職は、将来的に家族で関西に引っ越すことを視野に入れての決断でした。
新天地で仕事を頑張る息子
関西に引っ越した佳二さんは、スーパーの棚卸の仕事と、食品関係のバイトを掛け持ちしていました。
特に人間関係にトラブルもなく、最近では「信頼できる上司もできた」と
晴美さんにラインをしてくるほど順調のようでした。
しかし、この信頼できる上司が佳二さんの人生を狂わせてしまいます。
その上司はいったい何者……?
(2018.11.22)